オーストラリアの森林火災を日本のニュースよりわかりやすく解説【寄付方法まで】

オーストラリアの森林火災のこと知っていますか?
20人以上の犠牲者、そして数万匹のコアラが犠牲になったと言われています。

Twitterでは悲しい写真とともに様々な情報も飛び交っています。
中には非常に過激的な発言や不安をあおるようなツイートも。。。

僕は思いました。何が本当の情報で、何が嘘の情報なのか分からない。

そこで、信頼できる情報は何なのか?何が出来るのか?を調べてみました。

この記事は僕のようにオーストラリア火災の本当の情報を知りたいと思っている方のために作ったものです。

日本のニュースよりわかりやすく、過去の森林火災から寄付の方法まで解説しています。

オーストラリアの火災が気になっているけど、あまりよくわからないという方の役に立てればうれしいです。

*以下の情報は2020年1月9日時点のものです。
今後の情報についてはしっかりとしたソースから判断してください。

オーストラリアと森林火災

ブルーマウンテン

はじめにオーストラリアで森林火災が起きていると聞いたときは、恥ずかしながらそれほど深刻に受け止めなかったです。

なぜならオーストラリアでは森林火災はそれほど珍しくないからです。

しかし今回の森林火災は最大規模のものとなってしまいました。

オーストラリアの気候と森林火災

オーストラリアで森林火災が起きることは珍しくないというのは知っていたので、今回過去の火災について調べてみました。

ビクトリア州 (オーストラリア大陸の右下、メルボルンがある州)のホームページを見ると、過去の森林火災の情報が掲載されています。
https://www.ffm.vic.gov.au/history-and-incidents/past-bushfires

その中でも、今回の森林火災と比較されることもある悲惨なものが、2009年2月の森林火災「Black Saturday」です。約10年前です。

オーストラリア史上最悪と言われているこの火災では、約4500km2が焼失し、173人の方が亡くなられました。
(出典:The National Museum of Australia

オーストラリアの夏場は気温が高く、乾燥する火災が起きやすい環境になります。
そこに一度火が付くと大規模な森林火災になってしまうのです。

発火源については、たばこの不始末のような人為的なものから、落雷などの自然的なものがあると考えられています。

先ほどのビクトリア州のホームページでは、キャンプファイアーの火が森林火災につながるとして注意をうながす動画が掲載されています。
https://www.ffm.vic.gov.au/

むじ太
むじ太
湿気の多い日本では大きな問題にならないことも注意が必要です。
オーストラリアでは大問題につながるかも知れません!!

2020年のオーストラリア森林火災について

これまでに約7万km2が焼失したとCNNが報道。

In total, more than 7.3 million hectares (17.9 million acres) have been burned across Australia’s six states — an area larger than the countries of Belgium and Denmark combined.

訳)トータルで、730万ヘクタールが焼失した。それはオーストラリア6州にまたがり、ベルギーとデンマークの国土合計より大きい。

出典:Australia’s deadly wildfires are showing no signs of stopping. Here’s what you need to know/ CNN

北海道の面積が約8万km2なので、相当な森林が焼失したことが分かります。

そしてオーストラリア史上最悪の火災「Black Saturday」よりも焼失面積は大きいのです。
現時点で「Black Saturday」の約16倍が焼失してしまっています。

ロイター通信は約10万km2が焼失したと報道しています。

これだけの森林、土地が焼失してしまっているのです。
動物たちへの被害が凄まじいことは想像できるでしょう。

「数億匹の動物 (昆虫等も含めて)が被害になった。」「数万匹のコアラが焼死した。」と報道されていますが、この規模になると統計的な予測値しか出せないでしょう。

確かなのは数多くの動物たちが犠牲になったことです。

SNS上のデマ画像

フェイク画像

僕は今回の森林火災に関するたくさんの画像をTwitterで目にしました。

その一部にデマ画像や取り扱いに注意が必要な画像が含まれていることが分かったので、まとめていきます。

このような状況で、詐欺などが起こりやすいのも事実です。
冷静に正しい情報を取得するよう心がけることが重要ではないでしょうか。

NASAの衛星写真

Twitter上には、NASAの衛星写真とされる赤く染まったオーストラリアの画像が拡散されています。

下のツイートの右下の画像です。

しかしこれは正しくありません。あれは画像ではありません。グラフのようなものです。

赤く光っているエリアで火災が同時に起きている訳ではありません。

この画像はanthony hearseyさんがインスタグラムで発信したもので、彼も衛星写真でないことを説明しています。
詳しくはbuzz feedの記事で詳しくまとめられています。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/australia-nasa

このように悪意がなく誤った情報が拡散してしまうこともあります。

一度冷静になることが必要です。

all the fires burning in Australia

all the fires burning in Australia

(出典:My fire watch)

こちらの画像も注意が必要な画像です。
このサイトの注意書きを読むと、

・炎のマークは火災の大きさを表していない。
・すべてのhot spotが衛星で感知されたわけではない。
・いくつかの熱源は小さく、火災を引き起こすレベルのものではない
という注意書きが記載されています。

CNNの記事でも取り上げられています。
https://www.bbc.com/news/blogs-trending-51020564

このほかにも誤った情報が拡散しています。

僕たちには不安をあおることは求められていないのではないでしょうか?

冷静に何ができるか考えましょう。

僕たちは何が出来るのか

オーストラリア火災でできること

情報を収集したら、何が出来るか考えてみましょう。

一度冷静になること

「一度冷静になること」これが一番求められているのではないでしょうか。

オーストラリア政府観光局のツイートを見てみましょう。

火災の影響を受けていない地域もあるようです。

実際にオーストラリア政府観光局のホームページの情報をチェックしてみると

シドニーやブルーマウンテンはimpacted (影響あり)になっていますが、ケアンズ、ゴールドコースト、メルボルンはnot impacted (影響なし)となっています。
https://www.australia.com/ja-jp/travel-alerts.html

もちろん最新情報のチェックは必要でしょうが、旅行がNGというわけではありません。

誇張されたが情報が広がりすぎて、観光客が減ってしまっては悲しくないですか?

オーストラリアのためにも正しい情報を共有するようにしましょう。

オーストラリアへの寄付

支援の方法としては寄付もあります。

様々な寄付先がありますが、2つ紹介しておきます。

Australian Red Cross

オーストラリア赤十字です。

災害時に救護活動をしてくれているNGOです。
寄付の方法を下に解説しておきます。

1. https://fundraise.redcross.org.au/drrにアクセスする。

2. 赤十字寄付の方法①

3.赤十字寄付の方法②

4. あとはいつものカード入力です。赤十字寄付の方法③

5. 成功するとメールが送られてきます。これで終わりです。

VIC Bushfire Disaster Appeal

もう少しダイレクトに支援するのであれば、自治体への寄付はいかがでしょうか。
こちらはビクトリア州の森林火災専用寄付サイトです。
https://www.communityenterprisefoundation.com.au/make-a-donation/bushfire-disaster-appeal/

ビクトリア州知事も物資はもう保管する場所がない。
支援をしてくれるのなら、このサイトから寄付をしてほしいと呼びかけています。

それでは簡単に説明していきます。
1.
VIC寄付方法①

2.
VIC寄付方法②

3.
VIC寄付方法③

5. 成功するとメールが送られてきます。これでOKです。

オーストラリア森林火災でできること

まずは正確な情報を集めることからはじめませんか?

そして支援の方法を考えてみましょう。

この記事がだれかのオーストラリア支援の第一歩になればうれしいです。

一刻も早く森林火災が沈静化することを願っています。

Pray for australia