【新卒向け】ワーホリを就活に生かすために意識しなければいけないことがある

ワーキングホリデーの経験って就活に役に立つの?という質問に答えていきたいと思います。
僕は在学中に1年休学してワーキングホリデーを経験しました。
そのあとは普通に卒業して、一学年下のみんなと一緒に新卒として就職活動をしました。

その経験から言うと、ワーキングホリデーは就活で有利になることは少ないです。
就職活動ではそのことを意識しなければいけません。ワーホリを武器にしすぎるのは危険です。
この理由について、この記事でまとめていきたいと思います。

また、ワーホリを就活に生かすヒントを書いていますので、そのヒントを有効に使ってみて下さい。

僕が志望したのは基本的に日系の大企業です。外資系やベンチャー系の会社の就活では印象は少し変わってくると思います。
ただワーホリ経験をどう生かすかという点については同じだと思うので、参考にしてみて下さい。

ちなみに僕は大企業2社から内定を頂き、第一志望の会社に入社しました。
また、ワーホリに行ったことを後悔はしていません。

求められている人材

まずは、一般的に日系大企業でどのような人材が求められているかについてまとめていきましょう。

1. 論理的思考
2. 問題意識と課題解決能力
3. 適応能力(変化に対応する能力)
4. 辞めないか
大体こんな感じだと思います。
四季報を見ても多くの企業は、このような人材を求めているとしています。

オープンにしていませんが、大前提として4は意識して採用活動を行っています。
人事担当者も1社員です。採用した学生が3年も経たずちょこちょこ辞められてしまうと上司、役員から怒られます。
この4がワーキングホリデーとのイメージとはかけ離れているところが難点です。

世間でのワーキングホリデーのイメージ

ワーホリのイメージは良いと思いますか?
確かに旅好きのコミュニティの中や国際交流好きな友達の中ではうらやましられることもあるでしょう。

ではあなたの親、おじさん、おばさんやおじいちゃん、おばあちゃんの印象は?
家族の信頼関係があるので、認められているところもあると思いますが、全員がワーホリに好印象を持っていないのでは?

就活では自分の親世代以上の採用担当者とコミュニケーションをとる必要が確実に出てきます。
そんな中にはワーホリをよく知っていない人や良く思っていない人もいます。

そんな人たちに対して、「ワーホリで何を学んだか?」、「ワーホリと語学留学の違いは?」という問いに適切に答えて、自分をアピールしなければいけません。

このようにワーホリに先入観を持った人もいるということを理解し、しっかり準備することが重要です。

それでは、中立な立場の人から見たらワーホリ経験者は具体的にどんなイメージを持たれやすいのか見ていきましょう。

ポジティブなイメージ

・チャレンジ精神
・変化、環境への適応能力
・タフさ
ポジティブなイメージはかなり強いです。どれも企業が求める人材の大きな特徴です。
この特徴をアピールする場合には、ワーホリ経験は強いです。
例えば、ずっと同じ地域で、実家暮らしで、仲の良い友達とばかり遊んでいた人が長所は「周囲の環境が変化しても臨機応変に対応できること」とアピールしていても説得力がないですよね?
逆にワーホリを経験した人が、自身の経験と絡めてアピールできると説得力があります。
このイメージと合致する長所は、積極的にアピールしていきましょう。

ネガティブなイメージ

1. 定着性
2. 不真面目
3. 語学留学>ワーホリ
就活ではこのネガティブなイメージにどう対応できるかがポイントになります。
1のイメージをひっくり返すのは難しいので、あきらめましょう。これは仕方ないです。
2に対してはワーホリ中、目標に対してどれだけ自分自身で創意工夫しながら、目的意識を持って行動していたかを伝えることで対応可能。
目標は小さなことでもOKです。語学学校で友達を作るために工夫したことや英語力向上のために実行した戦略など。
3は多くの人が語学留学、もっと上は交換留学に対してワーホリを下位に位置付けています。
このイメージに対抗できるように、「なぜワーホリを選んだのか?」というところを答えられるように準備しておくことが重要です。
そして、面接官があなたの考えに納得してくれれば大成功です。
中には金銭面が理由で、労働が許可されているワーホリという手段しかなかった人もいるでしょう。
そのような人は「なぜそこまでしてワーホリに行きたかったのか?」、「ワーホリに行って何を得たかったのか?」という問いに、できるだけ論理的に答えられるようにしましょう。
ワーホリに行きたかった理由なんて、気持ち、感情の部分が多いと思います。
それでもできる限り、論理的に説明できるように心がけましょう。
会社に入ると、似たようなアイデアでもどちらが良くて、どちらがだめなのか論理的に上司に説得しなければならないケースがあります。
「なぜワーホリに行ったのか?」この問いに論理的に答えられれば、論理的思考や説得する力を評価してもらうことも可能です。
ワーホリ、語学留学の特徴をそれぞれ列挙してみて下さい。
そして各要素の比較をして、ワーホリが優れている部分、劣っている部分を整理するといいと思います。
整理する際には マーケティングで使用される(SWOT、4C、4P)というフレームワークを参考にしてみては?

ワーホリと就活とTOEIC

就活で必要な語学レベルは?と気になっている方もいるでしょう。
就活でよく使われる英語能力の指標としては、TOEICです。

目標点数は正直人それぞれで、何点有ればよいかというところは難しいです。
強いて言うならば860点はとっておきたいです。

860点はTOEICでは最高レベルで、「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションが出来る」レベルとされています。
出来れば860点は頑張って取得しておいた方がいいと思います。

僕は就活では915点のスコアを持っていました。
使用したテキストは以下のシリーズのものを使用しました。参考にどうぞ

ただし、頑張って良いスコアをとったり、英語を話せるようになっても、語学力自体をアピールするのは危険です。
留学しなくても英語を話せる人は世の中にはたくさんいます。
帰国子女で完璧に英語を話せる人もいます。そんな人に対して、ただ単に英語力で勝負するのは無理です。
英語力はプラスアルファの能力、飛び道具として持っておくぐらいの気持ちで。
ワーホリの強みとして異文化理解があります。異文化理解は、国際交流だけに役立つものではありません。
ロジカルコミュニケーションの基礎として、相手と自分の共通意識を同一化させることが重要とされています。
そのような方向で生かせないか考えてみては?
ハイコンテクストとローコンテクストで調べてみて下さい。

ワーホリとES

それでは実際にESはどうしたらよいでしょうか?

1. ワーホリ中のエピソードから自己PR
2. ワーホリエピソードを使わない
基本的には普通の就活生と同じで大丈夫です。
1であれば、ワーホリ中のエピソードを多くの人がやる「部活」、「バイト」、「サークル」と同じような考え方でOKです。
小さなエピソードでも大丈夫なので、目標を持って取り組んだこととどのように達成したかを書けば大丈夫。
実際に僕が書いたのは、「ワーキングホリデー中のローカルジョブ探し」です。
日本人には難しいローカルジョブに就くということを自分なりの戦略で渡豪後2カ月で達成することが出来たという感じです。
目標に対して分析し、戦略を立てたことと行動力をアピールしました。
実際にどんなことをしたかは記事でまとめているので参考にしてください。
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2もありだと思います。
僕は日本でのエピソードが弱かったし、あまり好きではなかったので、ワーホリエピソードにしました。

しかし他に色々エピソードがあるという人は、ワーホリを飛び道具として使用しても良いと思います。
ESでアピールせずとも面接での切り札としての使用もありだと思います。

ワーホリ経験を過信しないこと

ワーホリ経験は万人受けするものではありません。

このことを理解して、過信することなく就活対策を行うことが必要です。
まずはワーホリに対する自分の考え、身についたことを整理してみましょう。

きっちり対策さえすれば、ワーホリ経験は武器になります。
ワーホリという文字は珍しく注意を引く言葉でもあるので、ESをしっかり見てもらえる可能性も高いでしょう。

ワーホリを武器として使うためにも、しっかり対策を練ってみましょう。